※このコンテンツは、株式会社クラシコムが運営するWebサイト「北欧、暮らしの道具店」に掲載いただいた記事を先方の許可を得て転載しています。
※こちらの記事に掲載の商品は旧モデルとなります。
【私の好きな台所】お気に入りのコンロで景色は変わる?"白い相棒" をスタッフが迎えてみたら
ライター 小野民
多くの人にとって「食べること」はきっと、日々の暮らしを満たすための大切な要素。だからこそ、それぞれの台所を覗くと、暮らす人の「らしさ」や「好み」がぎゅっと詰まっている気がします。
調理器具や食器など、自分なりの目線で選ぶものが多いのも台所の特徴のひとつです。でも、意外と盲点なのがガスコンロ。冷蔵庫や電子レンジを選ぶには色やかたちも吟味するけれど、コンロを「好きなものを選ぶ」という基準は私にもありませんでした。
そんななか、これまでにもお取り組みをしてきたリンナイの白いガスコンロ「ホワロ」は、お気に入りとして選んでほしいと作られたもの。
他にはないシンプルな見た目と使い勝手の良さで、実はクラシコムスタッフの中にも愛用者が多いホワロ。白いコンロを迎えて、暮らしはどのように変化するのでしょうか。
「5年後も使ってる?」が物選びのモノサシ
今回ホワロを家に迎えたのは、スタッフ小林。夫婦2人暮らしの家の台所は、彼女にとってお気に入りの場所です。だからこそ、そこに置かれるもの選びにも、彼女なりのモノサシがしっかりとあるよう。
「道具は料理を楽しくするためのもの」と小林。使い勝手がよくて、機能美があるものが好みです。5年後、10年後も使っていたいか? と自問自答もしながら買い物は吟味すると言います。
▲(左上から時計回りに)無水鍋、柳宗理の鉄フライパン、ホーローのミルクパン。どれも小林の定番の道具たち
スタッフ小林:
「無水鍋は蓋も料理に使えて便利なんですよ。鍋やフライパンは、軽いと料理がしやすく、取っ手がひっかけられると片付けもしやすい。実用的な部分を満たしつつ、色や形も含めて愛着が持てるものしか買いません」
そんな小林のこだわりを叶えたホワロが、彼女の家にやってきました。
まるでレフ板? 台所をパッと明るく
小林宅の台所のチャームポイントは、ちょっぴりレトロなレモンクリーム色がベースになっていること。これまでは、黒いコンロを置いていたので、そこだけ沈んだ感じが気になっていました。それがホワロに変えてみると、印象ががらっと変わったそう。
スタッフ小林:
「キッチンの風景に統一感が出て、居間からの眺めがより好きになりました。うちの台所には窓がないので、明るさはあきらめていたんです。でも、ホワロにしてから、料理をしているときの視界が明るいのにも驚きました」
▲点火つまみは4色の中から選べる。小林が選んだのは、WHITE×WHITE
細かいデザインも、小林の好みに合うというホワロ。点火つまみのまわりは必要最低限の文字があるだけ。つまみ部分は4通りの配色があり、そこから好みのものを選ぶこともワクワクする体験だったようです。
日常料理にちょうどいい、2口コンロ+グリル
▲無水鍋にせいろを重ねても安定感がありました
かわいい見た目のホワロですが、「料理を楽しくする」という機能美をしっかり満たしているのもポイントです。従来モデルよりも4cm弱も直径が大きくなった"広い五徳"は、鍋の安定感が抜群。回転式つまみの火力の調節のしやすさも魅力です
スタッフ小林:
「今までとろ火にするのに苦労していたのですが、ホワロはつまみを回転させれば、自分のさじ加減でごく小さな火力にもできるので感動しました。十分な火力もあるし、料理へのチャレンジ欲も増しますね」
▲メインの鰆はお皿ごとせいろで蒸し、その間にもうひとつのコンロで味噌汁も。グリルではズッキーニをこんがり焼いて、焼き浸しにしました
小林が「片付けがめんどう」とこれまであまり使っていなかったグリルも、頻繁に使うようになりました。最後まで引き出しても落ちないことや、シンプルで洗いやすい作りが気に入ったそう。
それぞれ使いやすい2口コンロとグリルがあれば、一食分が効率よく作れ、献立のバリエーションも増えそうです。
道具を愛でるように。手入れのしやすさも魅力です
ホーロー製で、明るくて清潔感のあるトッププレートは、実は掃除のしやすさにも特徴があります。凹凸の少ない一体型の天板なので、コンロを使った後の拭き掃除が楽ちん。さらに小林は白地なことで「汚れに気づく」ことの効果を実感しているそう。
スタッフ小林:
「我が家では主に、料理が私で後片付けが夫の担当なんです。ほとんど夫婦げんかはしないのですが、実は唯一の火種が"コンロをもうちょっとちゃんと拭いて!"ってことだったんです。
でも、ホワロに変えてからは、夫が『これは、ちゃんと掃除しなくちゃいけないねぇ』と言いながら、ばっちりきれいに拭いてくれていて。夫婦円満にも貢献してくれています(笑)」
自分の好みで選んだら、愛着が止まりません
スタッフ小林:
「ニュアンスのある白色や、つまみやグリルのデザイン、機能的なところ……細かく好きなポイントを語れるんです。なんとなくではなく、自分の好みでちゃんと選んだので、すごく愛着がわいています。コンロとこういう気持ちで付き合えるとはホワロに出会うまでは思っていませんでした。
この子は毎日使うものだから焦げ付きもできるだろうけれど、エイジングしてもいい感じだろうなと想像するんです。今のピカピカの状態もいいけれど、変化すら愛おしめる。それがお気に入りと一緒に暮らす喜びなんです」
お気に入りの道具のことを語るとき、小林は「この子」と話します。今回、ホワロについて話すときも「この子がうちのメンバーに加わってくれて嬉しい」とにこにこ顔。
ますます愛着が湧くものに囲まれた台所に立つ彼女の姿もまた、満ち足りた雰囲気をまとっていました。
- この記事で紹介したコンロ
HOWARO(56cm幅コンパクトモデル)
profile
- ライター 小野民
- 編集者、ライター。大学卒業後、出版社にて農山村を行脚する営業ののち、編集業務に携わる。2012年よりフリーランスになり、主に地方・農業・食などの分野で、雑誌や書籍の編集・執筆を行う。現在、夫、子、猫4匹と山梨県在住。
※掲載商品には旧モデルも含まれます。
HOWARO
シンプルで愛らしい
幅56cmコンパクトタイプ
サイズ: H 218×W 560×D 446(mm)
- 幅56cm
- 水無片面焼グリル
- 左右標準火力
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